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新興市場銘柄ダイジェスト:バンクオブイノベは大幅に4日ぶり反発、フルッタがストップ高

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<4563> アンジェス 2317 +77
大幅続伸。大阪大学との共同開発による新型コロナウイルス感染症向けDNAワクチンについて、治験審査委員会(IRB)で審議・承認され、治験施設との契約を締結したと発表している。今後、治験薬の搬入などの手続きを行い、被験希望者の募集を開始して臨床試験を進める。新型コロナ感染拡大の「第2波」に対する警戒が続くなか、治験審査委の承認を受けてワクチン開発に対する期待が高まり、投資資金が集まっているようだ。

<4393> バンクオブイノベ 1877 +72
大幅に4日ぶり反発。米企業とスマートフォンゲーム「ミトラスフィア-MITRASPHERE」の英語版の配信を前提とした独占ライセンス契約を締結したと発表している。ミトラスフィアは、プレイヤーがアバターや武具、ボイスなどを組み合わせられるファンタジーRPG。米企業の社名などは現時点では非公開としている。

<2484> 出前館 1619 -101
急反落。20年8月期第3四半期累計(19年9月-20年5月)の営業損益を16.08億円の赤字(前年同期実績0.23億円の黒字)と発表している。売上高は40.8%増の68.22億円と伸長したが、積極的な事業展開と投資実行で販管費が2.16倍に膨らみ、減益となった。通期予想は非開示。同社株は25日に年初来高値(1777円)を付けており、利益確定売りも出ているようだ。

<4052> フィーチャ 4050 -
公開価格(520円)の9.1倍となる4710円で初値を付けた。24日に上場したが、買い注文が殺到して取引が成立しなかった。主な事業は画像認識ソフトウェアの開発。20年6月期の営業損益予想は0.72億円の黒字(前期実績0.03億円の赤字)。新規案件の獲得やディープラーニングなど画像認識技術の研究開発を進め、黒字転換を目指す。第3四半期累計の実績は0.78億円の黒字で、既に通期予想を上回っている。

<2586> フルッタ 321 +80
ストップ高。20年3月期に債務超過を解消し、上場廃止に係る猶予期間入り銘柄から解除されたと発表。新株予約権行使などで計約14.42億円の資本増強を実施したほか、冷凍チルド商品の発売やアサイー原材料在庫の消化が進み、売上総損益は2.17億円の黒字(前期実は0.88億円の赤字)に転換、純損益も4.40億円の赤字(同7.95億円の赤字)まで縮小した。

<4381> ビープラッツ 2052 +400
ストップ高比例配分。NTTデータ<9613>の「ECONO-CREA」でサブスクリプション統合プラットフォーム「Bplats」が採用されたと発表。今後、プラットフォーム提供に関する協業を推進していく。ECONO-CREAは、電力ビジネスに必要な機能を一元的に提供するアプリケーションプラットフォーム。Bplatsの採用で、事業者が提供したいサービスを自由に選択できるなどのメリットがあるという。

<9976> セキチュー 2150 +400
ストップ高比例配分。前日に21年2月期第1四半期決算を発表。営業利益は前年同期比2.3倍の5.1億円と通期計画の2.3億円を大幅に超過。新型コロナウイルス感染拡大で衛生用品や「巣ごもり消費」関連の商品が動き、利益が拡大した。第1四半期時点で通期計画を超過していることから上方修正への期待も広がっているもよう。
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