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1日の中国本土市場概況:上海総合1.38%高で2日続伸、財新PMI上振れ好感

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1日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比41.31ポイント(1.38%)高の3025.98ポイントと2日続伸している(上海A株指数は1.28%高の3168.55ポイント)。3月6日以来、約3カ月ぶりに心理的節目の3000ポイントを回復した。

中国経済指標の改善が引き続き相場の支援材料となる流れ。財新とマークイットが朝方発表した6月の中国・製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.2となり、前月実績(50.7)と事前予想(50.5)を上回っている。国内の経済活動が回復に向かうなか、今年の最高値を更新し、2カ月連続で拡大した。中国国家統計局が前日発表した6月の製造業PMI(50.9)についても、前月実績と事前予想を超えている。

業種別ではセメント株が高い。海螺水泥(600585/SH)が4.7%、福建水泥(600802/SH)が4.8%、華新水泥(600801/SH)が3.1%ずつ上昇した。醸造株も上昇。老白干酒(600559/SH)がストップ高した。このほかホテル・観光株、不動産株、金融株、建築材料株なども買われている。

外貨建てB株相場も値上がり。上海B株指数が1.32ポイント(0.62%)高の214.77ポイント、深センB株指数が 7.15ポイント(0.82%)高の879.86ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)



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