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米国株見通し:上げ渋りか、雇用改善も3連休前に買い後退

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(15時50分現在)

S&P500先物      3,113.38(+10.28)
ナスダック100先物  10,311.25(+42.50)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は100ドル高。NY原油先物(WTI)も上昇基調が続き、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。


1日の主要3指数はまちまち。S&Pとナスダックは上昇したが、ダウは77ドル安の25734ドルで取引を終えた。この日注目されたISM製造業景況指数は、経済活動の拡大・縮小の境目である50を4カ月ぶりに上回るなど予想外に堅調な内容となり、早期回復期待の買いが強まった。一方、新型コロナウイルスのワクチン開発に思惑が広がった半面、感染再拡大への警戒感は根強く、終盤は買いが縮小した。


本日は上げ渋る展開となりそうだ。焦点の6月雇用統計は非農業部門雇用者数が+309.0万人(5月は+250.9万人)、失業率は12.5%(同13.3%)と雇用情勢の改善が予想され、早期回復期待を後押しする見通し。その後の5月製造業受注の大幅改善も見込まれ、株価の支援材料となろう。ただ、米国議会で「香港自治法案」が成立すれば、米中対立は一層深まると予想される。そのため、NY市場の3連休を控え、株買いは後退するとみる。



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