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日経VI:低下、警戒感強いものの市場心理悪化は限定的で2月20日以来の低水準

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は3日、前日比-2.66pt(下落率-10.15%)の23.54ptと低下した。なお、高値は24.80pt、安値は23.49pt。昨日の米国株高を受け、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。ただ、新型コロナ感染拡大への警戒感は強く、昼前に、東京都内の新たな感染者が120人を超えたと伝えられると、日経225先物はマイナスに転じ、オプション市場でプットが買われる場面があった。しかし市場心理が大きく悪化することはなく、プットは次第に手じまい売りで下げ、日経VIは2月20日以来の低水準で本日を終えた。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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