米供給管理協会（ISM）が発表した6月ISM非製造業景況指数は57.1と、3カ月ぶりに拡大と縮小の境目となる50を上回り、パンデミックで経済封鎖が始まる前の2月来の高水準に回復した。
事前に民間マークイットが発表した6月サービス業PMI改定値は47.9と速報値46.7から予想以上に上方修正され2月来の高水準となった。また、6月総合PMI改定値も47.9へ速報値46.8から上方修正され、やはり2月来の高水準。
良好なサービス業指数を受けて景気見通しが改善。米国債相場は下落。米10年債利回りは0.71％まで上昇した。ドル買いも強まり、ドル・円は107円44銭から107円58銭まで上昇、ユーロ・ドルは1.1345ドルから1.1315ドルまで反落した。
[経済指標]
・米・6月ISM非製造業景況指数：57.1（予想：50.2、5月：45.4）
・米・6月サービス業PMI改定値：47.9（予想：46.9、速報値：46.7）
・米・6月総合PMI改定値：47.9（速報値：46.8）
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