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概況からBRICsを知ろう 上海指数総合は大幅に値上がり、アジアや欧州の上昇を受け

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【ブラジル】ボベスパ指数 98937.16 +2.24%
6日のブラジル株式市場は4日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比2172.30ポイント高(+2.24%)の98937.16で取引を終了した。96767.6から99256.9まで上昇した。

買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。海外市場の上昇が好感され、ブラジル株への買いも広がった。また、中国当局が「健全な強い金融市場が重要だ」との見方を示したことや、中国の経済指標が堅調だったことなども買い安心感を与えた。一方、国内外における新型コロナウイルスの感染拡大「第2波」への懸念が高まっていることが指数の足かせとなった。

【ロシア】MICEX指数 2801.66 +0.46%
6日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比33.52ポイント高(+1.20%)の2835.18で取引を終了した。2825.51から2855.94まで上昇した。

高く寄り付いた後は狭いレンジで推移した。海外市場の上昇を受け、ロシア株への買いも広がった。また、米日中など主要経済国が相次いで景気対策を打ち出していることなども支援材料。一方、新型コロナウイルスの感染拡大「第2波」への懸念が根強いことが引き続き指数の足かせとなった。

【インド】SENSEX指数 36487.28 +1.29%
6日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比465.86ポイント高(+1.29%)の36487.28、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同156.30ポイント高(+1.47%)の10763.65で取引を終えた。

高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。アジアや欧州の上昇を受け、インド株にも買いが広がった。また、農村部の耐久消費財の販売が回復し始めているとの報告も、景気の持ち直し期待を高めた。ほかに、国内外の経済指標の改善が引き続き好感された。

【中国本土】上海指数総合 3332.88 +5.71%
週明け6日の上海指数総合は大幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比180.07ポイント高(+5.71%)の3332.88ポイントと5日続伸している。約2年5カ月ぶりの高値水準を回復した。

中国経済の持ち直し期待が持続する流れ。先週までに公表された経済指標が相次いで上振れたことや、複数の業種で経営状況に改善が見られることが支援材料だ。また、政府系メディアが6日、株高を支持する論陣を張ったことも投資家のリスク選好を高めさせた。
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