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キャリアリンク—1Qは2ケタ増収・大幅な増益、事務系人材サービス事業が好調に推移

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キャリアリンク<6070>は6日、2021年2月期第1四半期(20年3月-5月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比27.6%増の64.36億円、営業利益が同196.5%増の5.26億円、経常利益が同197.8%増の5.25億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同197.6%増の3.64億円となった。

事務系人材サービス事業の売上高は前年同期比47.6%増の53.02億円となった。また、利益面では、業務処理効率化推進による売上総利益率の改善と販売費及び一般管理費の削減等に努め、営業利益は同271.6%増の5.11億円となった。BPO関連事業部門では、前期4月から当期3月迄の完成請負案件の売上高が当期3月で売上高計上になったことに加え、既存取引先から新規スポット案件が受注でき好調に推移した。また、CRM関連事業部門では、新型コロナウィルス感染症拡大に伴い受注量減少等の影響を受け、売上高が前年同期比減少したが、一般事務事業部門では、金融機関以外の民間企業向けの派遣案件が新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受けたが官公庁及び金融機関向け派遣案件が好調に推移した。

製造系人材サービス事業の売上高は前年同期比6.8%減の7.36億円となった。利益面は、販売費及び一般管理費の削減等に努め、営業利益は同25.2%増の0.01億円となった。食品加工部門は堅調に推移したが、製造加工部門は、新型コロナウィルス感染症拡大に伴い、感染予防を目的とした取引先の一時休業、派遣スタッフの出勤調整の影響等により受注量が減少した。

営業系人材サービス事業の売上高は前年同期比43.9%減の3.31億円となった。新型コロナウィルスの感染拡大防止のための緊急事態宣言を踏まえ、小売業、飲食業等への訪問営業活動及び採用活動を自粛した。利益面では、売上高減少に伴い売上総利益が減少し、販売費及び一般管理費の削減に努めたが、当第1四半期における削減効果が限定的であったことから、営業利益は同85.6%減の0.05億円となった。

2021年2月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.6%増の231.32億円、営業利益が同15.5%減5.85億円、経常利益が同15.4%減の5.83億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同23.6%減の4.02億円とする期初計画を据え置いている。20年9月-21年2月における新型コロナウィルス感染症による業績への影響を現時点では見通すことが難しいため、期初公表を据え置き、今後、業績予想の算定が可能となった時点で、修正が必要と判断した場合には、速やかに開示するとしている。



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