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バイク王&カンパニー—2Q増収・2ケタ増益、売上総利益の増加が寄与

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バイク王&カンパニー<3377>は3日、2020年11月期第2四半期(19年12月20年-5月)決算を発表した。売上高が前年同期比4.6%増の105.80億円、営業利益が同30.4%増の1.50億円、経常利益が同19.8%増の2.06億円、四半期純利益が同75.0%増の1.15億円となった。

当第2四半期累計期間においては、仕入力の強化としてマスメディアの媒体構成の最適化とWEBを中心とした効果的な広告展開を推進するとともに、人員の適正配置・拡充、育成強化に注力し、お客様からの問い合わせに迅速に対応できる体制強化に努めた。販売力の強化においては、マーチャンダイジングサイクルを推進し、店舗の移転や増床に加え、リテール販売の商品ラインアップの拡充を図るとともに、接客力向上および売り場改善による既存店の強化に努めた。

3月以降は、新型コロナウイルスの感染症拡大の影響を受け、仕入においてお客様の申し込みの減少が見られたほか、これを踏まえ広告投下の一部縮小やキャンペーンの延期、感染症拡大防止のための店舗の営業時間短縮等を実施したことにより、仕入台数が低調に推移した。一方、価格面は、オークション相場の変動を注視し仕入価格の適正化を図った。

販売については、リテール販売において4月7日の「緊急事態宣言」発令後、お客様の来店に一部減少が見られたが、解除にともない回復傾向に転じている。また、ホールセール販売ではオークション相場の下落が見られたため、売却価格の水準を維持する立場で対応した。この取り組みは奏功し、オークション相場は改善・維持されつつある状況となっている。

リテール販売台数は前年同期よりやや増加した一方、ホールセール販売台数は減少し、全体の販売台数は前年同期並みとなった。また、平均売上単価(一台当たりの売上高)は前年同期を上回り、売上高は増収となった。加えて、平均粗利額(一台当たりの粗利額)が前年同期を上回ったことにより売上総利益も増益となった。営業利益以降の各段階利益については、販売費及び一般管理費の増加を上回る売上総利益の増加により、前年同期を上回る増収増益となった。

2020年11月期通期の業績予想については、売上高が前期比1.9%増の205.00億円、営業利益が同9.1%増2.30億円、経常利益が同2.9%増の3.70億円、当期純利益が同2.0%増の2.10億円とする期初計画を据え置いている。



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