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ソフトバンクG、ファミリーマートが指数を押し上げる格好【クロージング】

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9日の日経平均は反発。90.64円高の22529.29円(出来高概算11億7500万株)で取引を終えた。小じっかりで始まった日経平均は、前場半ばには22545.95円まで上昇したが、指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>、ファミリーマート<8028>が2社で日経平均を100円超押し上げた他は、こう着感の強い相場展開となった。後場は日銀のETF買い入れへの思惑等あって22679.08円まで上げ幅を広げる場面もみられた。ただ、引けにかけては利食い優勢の流れとなり、上げ幅を縮めていた。

東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1400を超えており、全体の7割近くを占めている。セクターでは、情報通信、電力ガス、電気機器、証券がしっかり。半面、空運、不動産、鉄鋼、金属製品、海運、ガラス土石が冴えないなどまちまち。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG、ファミリーマートのほか、エーザイ<4523>、ファナック<6954>、ソニー<6758>が堅調。一方で第一三共<4568>、セコム<9735>、キッコーマン<2801>、イオン<8267>が冴えなかった。

ソフトバンクG、ファミリーマートが指数を押し上げる格好となったことから堅調な展開に見えているが、全体としては7割近い銘柄が値を下げており、こう着感の強い展開だった。とはいえ、5日線や25日線を上回っての推移が続いていたこともあり、底堅さは意識されている。明日はファーストリテ<9983>の決算反応が重石となる可能性があるほか、ETFの分配金支払いのための売り需要もある。手掛けづらさはあるが、支持線レベルでの底堅さがみられるようだと、押し目狙いの動きも高まろう。

物色の流れとしては、今回の伊藤忠<8001>によるファミリーマートへのTOB発表によって、子会社再編を意識した物色のほか、日経平均の構成銘柄を探る動きが続くか注目されるところである。その他は、上昇基調にあるNT倍率の修正によるバリュー株への見直しが意識されてくるとは考えられるが、米国のGAFA銘柄をみると、引き続きグロース株優位の状況が続くとみられる。そのため、強いトレンドが継続している銘柄に対する上値追いは手掛けづらいだろうが、調整局面における押し目買い意欲は強そうである。

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