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豪ドル週間見通し:もみ合いか、雇用統計の発表に注目

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■弱含み、国内外でのウイルス感染拡大を警戒

先週の豪ドル・円は弱含み。豪準備銀行(中央銀行)は7月7日開催の理事会で金融政策の現状維持を決定し、「豪経済の状況は最近安定化」との見解を示した。しかしながら、国内の一部地域や米国などで新型コロナウイルスの感染拡大が報じられたことから、リスク回避の豪ドル売り・円買いが優勢となり、対円レートは一時74円を下回った。取引レンジ:73円98銭-75円16銭。

■もみ合いか、雇用統計の発表に注目

今週の豪ドル・円はもみ合いか。豪準備銀行(中央銀行)は、「雇用・インフレ目標で進展があるまでキャッシュレートを引き上げない」と改めて表明しており、6月雇用統計が注目される。一方、一部地域におけるウイルス感染の拡大を受けた行動規制が再導入されており、リスク選好的な豪ドル買いがただちに拡大する状況ではないとみられる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・16日:6月雇用統計(5月:失業率7.1%、雇用者数増減-22.77万人)

予想レンジ:73円50銭-75円50銭


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