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リソル Research Memo(9):2021年3月期の配当予定は未定

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■株主還元策

1. 配当政策
リソルホールディングス<5261>は、株主に対する利益還元を経営の重要事項と認識し、将来の事業展開と内部留保による財務体質の充実等を勘案した上、安定かつ継続的に実施していくことを基本方針としている。このため、2020年3月期の1株当たり配当金は期末50円とした。2021年3月期の配当については、現段階では業績予想を精査中のため未定としている。


「株主会員様優待カード」と「RESOLファミリー商品券」を贈呈
2. 株主優待制度
同社は、所有株式数が100株以上の株主に対し、「株主会員様優待カード」と「RESOLファミリー商品券」を、3月末を基準に年1回贈呈している。「株主会員様優待カード」では、同社が運営する全国のリゾート施設と提携先宿泊施設、そして毎日の暮らしに役立つ生活メニューが会員特別料金で利用できる。「RESOLファミリー商品券」は1枚当たり2,000円の商品券で、100株以上300株未満で10枚(年間20,000円分)、300株以上500株未満で15枚(年間30,000円分)、500株以上で20枚(年間40,000円分)と、所有株式数に応じて同社が直営する施設で使うことができる。


■情報セキュリティ

同社は、ホテル運営事業やゴルフ運営事業ほか各事業部門において、業務の性質上、多数の顧客情報を保有している。このため、個人情報の取扱いについては常にセキュリティシステムの改善に努めるとともに、情報へのアクセス者の制限や情報取扱いに関する社員教育の徹底を図るなど、内部管理体制を強化している。具体的には、ホテル運営事業では他社データセンターにおけるクラウド型の管理手法を取り入れ、ゴルフ運営事業ではゴルフ場ごとに分散管理することでリスク管理している。さらにはサーバーに不干渉地帯を設けるなど複層的で強固なセキュリティ策を適切に講じている。また、数百万人の顧客情報を扱う子会社のリソルライフサポート(株)はプライバシーマークを同社より継承後も継続的に個人情報の適切な保護に努めている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)



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