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米国株見通し:上げ渋りか、金融機関の決算でコロナ禍見極め

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(15時40分現在)

S&P500先物      3,164.12(+15.87)
ナスダック100先物  10,685.50(+85.50)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は150ドル高。欧州株高も波及するとみられ、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。


13日の取引で、主要3指数はまちまち。ダウは10ドル高で26000ドル台を維持したが、ナスダックは調整の売りが強まり、2%超値を下げた。新型コロナウイルスのワクチン開発への期待感を背景とした前週末のリスク選好ムードが急速に弱まり、指数は失速。カリフォルニア州やフロリダ州などでの感染拡大による警戒が徐々に広がり、株式市場は序盤の堅調地合いが大きく後退した。


本日も買い先行が予想されるが、上げ渋る展開となりそうだ。引き続き感染再拡大への懸念とワクチン開発の期待が交錯し、方向感はつかみにくい見通し。本日発表された中国の貿易統計は輸出入がともに予想を上回り、早期回復への観測が株買いを誘発しよう。半面、今晩発表のJPモルガン・チェースやシティ・グループ、ウェルス・ファーゴなど金融機関の決算でコロナの影響が示されれば、投資家心理を弱め地合いを悪化させる可能性もあろう。



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