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日経VI:上昇、新型コロナや米中対立激化への警戒感からリスクオフムード広がる

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14日、前日比+0.81pt(上昇率+3.46%)の24.24ptと上昇した。なお、高値は24.64pt、安値は23.84pt。昨日の米国株式市場で取引終了にかけて売り優勢の展開となった流れを受け、今日の東京株式市場でも売りが先行。日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。新型コロナへの警戒感は一層強くなっており、加えて、ポンペオ米国務長官が、中国が南シナ海で主張している領有権を正式に否定したと伝えられ、米中対立激化も懸念された。市場ではリスクオフムードが広がり、日経225先物は軟調な推移となり、日経VIはやや上昇幅を広げる場面もあった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。


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