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10日の中国本土市場概況:上海総合0.8%安で反落、米中関係に不透明感

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14日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比28.67ポイント(0.83%)安の3414.62ポイントと反落している(上海A株指数は0.83%安の3579.19ポイント)。(亜州リサーチ編集部)


米中関係の緊張が懸念される流れ。トランプ米政権は13日、「中国が南シナ海全域の権益を主張することは完全に不法だ」として、領有権を認めない方針を正式に示した。中国政府はこれより先、「『ウイグル人権政策法』を成立させた米国への報復として、関与した複数の米議員などに制裁を科す」と予告している。このほか両国は、新型コロナウイルス、ハイテク、国家安全保障、香港問題など様々な分野で対立を深めている状況だ。

金融株が下げを主導。交通銀行(601328/SH)が7.5%安、招商銀行(600036/SH)が2.1%安、中国人寿保険(601628/SH)が1.6%安、中信証券(600030/SH)が1.4%安と売られた。

消費関連株も急落。スーパーマーケットチェーンの上海百聯集団(600827/SH)がストップ安、日用品卸売市場運営の浙江中国小商品城集団(600415/SH)が6.9%安で引ける。それぞれ今春以降は、「地攤(露店、屋台)経済」や「夜間経済(ナイトエコノミー)」の関連銘柄として上昇が目立っていた。このほか不動産株、自動車株、ハイテク株、資源・素材株、インフラ関連株、運輸株なども値下がりしている。

半面、農業関連株の一角は連騰。農機メーカーの第一トラクター(ファースト・トラクター:601038/SH)がストップ高、穀物栽培・化工の北大荒農業(600598/SH)が5.1%高、農業生産会社の新疆農業総合開発(600359/SH)が2.6%高で取引を終えた。一部地域で害虫被害が集中するなか、当局の支援策が期待されている。また、洪水災害の復興需要で恩恵を受ける銘柄も引き続き物色され、銭江水利開発(600283/SH)が連日でストップ高した。

一方、外貨建てB株相場は値下がり。上海B株指数が3.63ポイント(1.48%)安の241.31ポイント、深センB株指数が6.08ポイント(0.64%)安の944.77ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)


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