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平和不動産リート投資法人—運用資産の稼働率は高水準で安定的に推移し、1口当たり分配金は向上

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平和不動産リート投資法人<8966>は15日、2020年5月期(19年12月-20年5月)決算を発表した。営業収益が前期比4.1%増の65.88億円、営業利益が同8.1%増の32.06億円、経常利益が同11.2%増の27.88億円、当期純利益が同11.2%増の27.88億円となった。なお、1口当たり分配金(利益超過分配金は含まない)は2,550円となった。

外部成長としては、ポートフォリオの収益性の改善及び質の向上を目的とし、20年1月17日付でレジデンス1物件、2020年3月19日付でレジデンス1物件、2020年4月24日付でレジデンス1物件、2020年5月28日付でオフィス1物件を取得し、同日付でレジデンス1物件を売却した。この結果、当期末時点での運用資産は、オフィス32物件(取得価格の合計:784.21億円)、レジデンス75物件(取得価格の合計:1,003.75億円)の合計107物件(取得価格の合計:1,787.96億円)となっている。
内部成長としては、従来から稼働率の維持向上に注力することにより、収益の向上に努めてきたが、当期においても、空室期間の短縮化に努めたテナントリーシング活動及びテナントニーズや物件毎の特性を踏まえた計画的なバリューアップ投資に取り組んだ。この結果、全運用資産合計の稼働率は、当期末時点で96.6%となり、前期末時点の98.1%から期中を通じて高水準で安定的に推移させることができ、期中月末平均稼働率は97.7%と高水準となった。

2020年11月期の運用状況の予想については、営業収益が前期比7.8%増の70.98億円、営業利益が同15.6%増の37.06億円、経常利益が同18.2%増の32.97億円、当期純利益が同18.2%増の32.96億円を見込んでいる。なお、1口当たり分配金(利益超過分配金は含まない)は2,650円を予想している。


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