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日経平均は37円高でスタート、ソフトバンクGや東エレクが堅調

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22807.57;+37.21
TOPIX;1581.00;+1.94

[寄り付き概況]

 17日の日経平均は37.21円高の22807.57円と反発して取引を開始した。前日16日の米国株式相場は反落。ダウ平均は135.39ドル安の26734.71ドル、ナスダックは76.66ポイント安の10473.83ポイントで取引を終了した。先週分の新規失業保険申請件数が予想を上回り17週連続で100万件以上のペースを保っており労働市場の遅い回復が嫌気され下落で寄り付いた。さらに、今まで相場を支えてきたハイテク株も弱く、終日軟調推移となった。

 米国株安を受けた今日の東京株式市場だが、金融経済政策や景気回復、ワクチン開発進展への期待感が強く、やや買いが先行した。昨日の日経平均が175円安となった後ということもあり、買いが入りやすかった。また、早朝の時間帯に1ドル=107円40銭近辺と、昨日の円の高値から60銭近く円安・ドル高に振れたことも下支え要因となった。一方、昨日の東京の新型コロナ新規感染者は286人となり、「GoToトラベル」事業では、東京発着の旅行が補助の対象外となり、今後、飲食店の営業自粛要請や行動制限が強まると懸念する向きもある。また、米政府が、ファーウェイなど中国企業5社の製品を使う企業が米政府と取引することを禁じる法律を施行すると伝えられ、米中対立の激化も警戒され、寄付き段階では上げ幅は限定的だった。

 セクター別では、証券商品先物、その他金融業、電気・ガス業、非鉄金属、医薬品などが上昇率上位、空運業、不動産業、パルプ・紙、鉱業、陸運業などが下落率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、トヨタ<7203>、任天堂<7974>、アドバンテスト<6857>、日本電産<6594>などが上昇。他方、ソニー<6758>、HOYA<7741>、武田薬<4502>、日本航空<9201>、OLC<4661>、JT<2914>などが下落している。
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