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マザーズ指数は3日ぶり反落、4連休控え見送りムード広がる、マクアケが大幅高

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 本日のマザーズ指数は3日ぶりに反落した。昨日の米国株式相場は、ダウ平均が159.53ドル高となる一方、ナスダックは86.73ポイント安で取引を終了した。この流れを受けた今日の東京株式市場では、景気敏感株の一角に買戻しが見られた一方、ハイテク株やIT関連株が多いマザーズ市場では、マクアケ<4479>など一部の好業績銘柄が物色されたものの全般に見送りムードが強い一日となった。昨日4日ぶりに反発し、今日の昼に第1/2相臨床試験での低用量の接種が完了したと発表し、値動きが注目された主力バイオ株のアンジェス<4563>が売買代金3位に顔を出したが株価は5%を超す下げとなり、市場の雰囲気をやや重くした。テクニカル面では、マザーズ指数は7月上旬以降、5日移動平均線を上値抵抗線とする保合い相場となっているが、今日もボックス圏での動きとなり、相場のトレンド形成は4連休以降に持ち越された。なお、売買代金は概算で1970.23億円。騰落数は、値上がり150銘柄、値下がり164銘柄、変わらず12銘柄となった。
 個別では、20年9月期の業績予想を上方修正したマクアケが値上がり率1位となり、7月17日に全自動PCR検査装置とPCR試薬を8月3日から販売開始すると発表したPSS<7707>が調整一巡感から後場上げ幅を拡大し値上がり率2位。7月13日にマザーズから東証1部への市場変更と20年8月期第3四半期(19年9月-20年5月)連結営業利益が11.5%増と発表したヴィッツ<4440>が高値調整一巡感から値上がり率3位となった。また、日本経済新聞で「マンガBANG!」の3-6月のダウンロード数が270万と前年同期から約2倍に増えたと紹介されたAmazia<4424>が8%を超す値上昇となったほか、東証1部への市場変更を発表したLink-U<4446>も8%近く上げた。
 一方、6月25日に20年3月期に債務超過解消し上場廃止に係る猶予期間入り銘柄から解除され7月9日に高値形成後人気が離散したフルッタフルッタ<2586>が見切り売りで値下がり率1位となり、6月24日上場のフィーチャ<4052>が値動きの重さを嫌気され値下がり率3位となったほか、HENNGE<4475>が値動きの重さから利益確定売りに押され5%を超す下げとなった。
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