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日経VI:低下、ワクチン開発進展への期待から市場心理はやや好転

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は28日、前日比-0.97pt(下落率4.27%)の21.73ptと低下した。なお、高値は22.26pt、安値は21.27pt。前日の米国株式市場では、ウイルスワクチン開発の進展期待などから、ハイテク株を中心に株式相場全体が上昇した。この流れを引き継いで東京市場でもハイテク株を中心に強含みとなると、日経225先物もナイトセッション終値から上伸し、一時は22820円まで買い進まれた。これに伴い、日経VIは低下してのスタートとなった。その後、日米の企業決算を見極めたいとする思惑や、東京都内での新型コロナウイルスの新規感染者数が266人と伝わったことから225先物は下落基調に転じたが、市場心理の悪化は限定的で、日経VIは本日の安値圏でこう着感を強める展開となった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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