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米国株見通し:下げ渋りか、GDPにらみもアップルなどに注目

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(15時20分現在)

S&P500先物      3,246.62(-5.88)
ナスダック100先物  10,663.50(-10.75)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は50ドル安。NY原油先物(WTI)は上げ渋り、今晩の米株式市場は売り先行となりそうだ。


29日の取引で主要3指数は反発。ダウは160ドル高の26539ドルで取引を終えた。連邦準備制度理事会(FRB)は28-29日の連邦公開市場委員会(FOMC)で具体的な政策変更を見送ったが、経済を支えるためにあらゆる手段を活用するとの姿勢を示した。市場ではよりハト派姿勢が強まったとの安心感が広がり、買いを誘った。また、本格化する企業決算では、業績拡大が見込まれるアドバンスト・マイクロ・デバイセズが買われた半面、四半期連続赤字のボーイングが売られた。


本日は売り先行だが、下げ幅縮小の展開を予想したい。今晩発表の経済指標のうち、4-6月期国内総生産(GDP)は空前の落ち込みが、また新規失業保険申請件数は前週から増加が予想される。特に、急激に鈍化したGDPを受け今後の早期回復シナリオへの期待が後退すれば、売り優勢となる可能性もあろう。一方、今晩は有力企業の決算発表が集中し、業績にらみの展開に。注目のアップルやアマゾン、フェイスブックなどが市場観測を上回る内容となれば、弱気ムードを弱めそうだ。


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