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豪ドル週間見通し:底堅い展開か、豪準備銀行の金融政策は現状維持の予想

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■やや強含み、追加緩和観測後退が下支え

今週の豪ドル・円はやや強含み。ビクトリア州における都市封鎖長期化の可能性や、4-6月期消費者物価指数(CPI)の下落が嫌気されたが、豪準備銀行(中央銀行)のケント総裁補が「新たな政策措置は検討していない」、「豪ドルの水準を過度に懸念していない」などと述べたことが、豪ドルの下支えとなった。取引レンジ:74円83銭-75円92銭。

■底堅い展開か、豪準備銀行の金融政策は現状維持の予想

来週の豪ドル・円は底堅い展開か。8月4日開催の豪準備銀行(中央銀行)理事会では、政策金利(0.25%)の据え置きや現行政策の維持が予想されている。追加緩和への思惑が再度後退し、豪ドル相場を下支えする要因となりそうだ。6月貿易収支や6月小売売上高も注目される。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・8月4日:6月貿易収支(5月:+80.25億豪ドル)
・8月4日:6月小売売上高(5月:前月比+16.9%)
・8月4日:豪準備銀行が政策金利発表(0.25%に据え置き予想)
・8月7日:豪準備銀行が金融政策報告発表
予想レンジ:74円80銭-76円80銭


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