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エノモト—1Q減収も、オプト用リードフレーム製品群が増収

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エノモト<6928>は7月31日、2021年3月期第1四半期(20年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.6%減の51.13億円、営業利益が同20.6%減の2.43億円、経常利益が同13.6%減の2.53億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同19.3%減の1.71億円となった。

IC・トランジスタ用リードフレーム製品群の売上高は前年同期比8.3%減の17.35億円となった。自動車向け部品が海外を中心とする自動車販売台数減少の影響を受けた。

オプト用リードフレーム製品群の売上高は前年同期比5.0%増の6.78億円となった。大型ディスプレイ及びアドバタイズメント等の設備向けLED用リードフレームが主なものである。

コネクタ用部品製品群の売上高は前年同期比10.1%減の25.30億円となった。スマートフォン向け部品、ウェアラブル端末向け部品は一定の需要を維持しているが、自動車向け部品の需要は減退している。

その他の製品群の売上高は前年同期比5.9%減の1.68億円となった。リレー用部品が主なものである。

2021年3月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響を現時点では合理的に算定することが困難であることから未定としており、合理的な算定が可能になった時点で速やかに開示するとしている。


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