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ティア—3Q減収も、新たに開設した会館の稼働により葬儀件数は増加

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ティア<2485>は6日、2020年9月期第3四半期(19年10月-20年6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.8%減の91.45億円、営業利益が同45.1%減の6.30億円、経常利益が同45.2%減の6.27億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同51.5%減の3.77億円となった。

新規出店の状況については、直営は名古屋市内に「ティア幸心」、愛知県下に「ティア岡崎上地」「ティア清須古城」を開設し、葬儀相談サロンとして東京都内に「ティア押上」を開設した。フランチャイズでは、愛知県下に「ティア安城桜井」「ティア三郷」、大阪府下に「ティア堺伏尾」を開設し、これにより直営72店舗、フランチャイズ51店舗の合計123店舗となった。

葬祭事業の売上高は前年同期比5.9%減の88.51億円、営業利益は同26.2%減の13.44億円となった。上半期に「ティアの会」会員数の拡大を図るため、各種会館イベントや提携団体・企業向けの営業等を積極的に取り組んだが、第3四半期以降は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、全ての営業活動の自粛を余儀なくされることとなった。葬儀件数は、既存店の件数が減少したが、新たに開設した会館の稼働により、同1.9%増の8,460件となった。葬儀単価は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により葬祭規模が縮小したのに加え、法要料理の販売が減少し、同6.8%減となった。

フランチャイズ事業の売上高は前年同期比5.2%減の2.94億円、営業利益は同17.0%増の0.61億円となった。新たに開設したFC会館の加盟料売上を計上する一方、FC会館のロイヤリティ及び物品売上が減少した。

2020年9月期通期については、同日、業績予想の修正を発表した。売上高が前期比5.5%減(前回予想比11.8%減)の120.75億円、営業利益が同42.9%減(同45.9%減)の6.60億円、経常利益が同43.6%減(同46.5%減)の6.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同50.7%減(同52.1%減)の3.90億円としている。



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