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トーカイ—1Qはホテルリネン中心に厳しい状況続くも、介護用品レンタルは堅調、清掃サービス等の需要高まる

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トーカイ<9729>は7日、2021年3月期第1四半期(2020年4月-6月)の連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.9%減の281.59億円、営業利益が同56.2%減の7.75億円、経常利益が同42.8%減10.55億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同40.1%減の7.42億円となった。

健康生活サービスの売上高は前年同期比7.4%減の142.55億円、営業利益は同39.1%減の7.23億円となった。シルバー事業において介護用品のレンタル売上が堅調に推移したが、寝具・リネンサプライ事業とクリーニング設備製造事業で新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きかった。また、病院関連事業でも入院患者減少により若干の影響があった。

調剤サービスの売上高は前年同期比3.0%減の106.95億円、営業利益は同58.3%減の3.41億円となった。当期は1店舗の新規出店により、134店舗の事業展開となった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、長期処方が増加し処方箋単価は上昇したが、患者の受診控えや医療機関の外来診療縮小などにより処方箋枚数が減少した。

環境サービスの売上高は前年同期比8.4%減の31.62億円、営業利益は同23.2%減の2.28億円となった。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、感染症対策として清掃サービス等のニーズは高まっているが、飲食店や商業施設等の営業自粛の影響が響いた。

2021年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.5%増の1,213.81億円、営業利益が同20.6%減の62.75億円、経常利益が同19.9%減の65.52億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同18.6%減の42.75億円と直近に公表した予想を据え置いている。



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