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新興市場銘柄ダイジェスト:ハーモニックは急落、田中建設工業がストップ高

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<6324> ハーモニック 5940 -440
急落。21年3月期上半期営業損益予想を6.00億円の赤字(前年同期実績13.83億円の黒字)と発表。足元の受注動向などを勘案した。通期予想は非開示。第1四半期の営業損益は前年同期比85.7%減の2.14億円の黒字で着地。産業用ロボット向けなどの需要が減少し、減速装置が17.1%減の74.39億円、メカトロニクス製品が29.9%減の18.78億円に落ち込んだ。

<4055> ティアンドエス 7850 -
公開価格(2800円)の2.5倍となる7010円で初値を付けた。7日に上場したが、買い注文が殺到し、取引が成立していなかった。企業や半導体工場向けシステム開発などのほか、AI関連のソフトウエア開発を手掛ける。20年11月期の営業利益予想は前期比11.4%増の3.00億円。企業請負を中心とするソリューションカテゴリーが堅調に推移し、利益が拡大する見通し。

<7090> リグア 2910 +500
ストップ高比例配分。21年3月期第1四半期の営業利益が1.18億円で着地したと発表している。前年同期比増減率は非開示。レセプト計算システムを業務提携先へ提供したことに加え、接骨院向け患者情報管理システムと一体になった商品の販売を開始したことから主力の接骨院ソリューション事業が好調に推移した。通期計画に対する進捗率は52.0%となっている。

<7806> MTG 904 +150
ストップ高比例配分。20年9月期の営業損益を従来予想の25.00億円の赤字から10.00億円の赤字に上方修正。巣ごもり需要により国内EC事業が計画を大幅に上回ったほか、EC比率の増加により粗利率が改善。また、構造改革による経費削減も奏功。さらに、ウォーターサーバー事業の譲渡金11.00億円を特別利益に計上し、純損益予想は25.00億円の赤字からトントンに引き上げた。

<1450> 田中建設工業 4555 +700
ストップ高。前週末に第1四半期決算を発表、営業利益は前年同期比3.2倍の2.96億円と大幅増益で着地している。好採算の元請工事の出来高が増加し業績をけん引した。併せて、9月30日を基準日として1株につき2株の割合で分割すると発表。株式の流動性を高めるとともに投資家層の拡大を図ることを目的としている。
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