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児玉化学工業—1Q売上高が31.00億円、新型コロナ感染症による自動車部品事業の減収影響あるが通期では黒字化見通し

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児玉化学工業<4222>は12日、2021年3月期第1四半期(20年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比29.8%減の31.00億円、営業利益が0.13億円(前年同期は0.34億円の損失)、経常損失は0.31億円(同0.74億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が1.33億円(同1.37億円の損失)となった。

自動車部品事業の売上高は前年同期比40.0%減の16.92億円、セグメント損失は0.84億円(前年同期は0.95億円の利益)となった。当事業の国内自動車部門は、新型コロナウイルス感染症の多大な影響を受け、顧客の操業縮小・停止が続き、さらに景気の落ち込みが大きく、売上高は大幅に減少した。また、海外自動車部門も、タイのECHO AUTOPARTS(THAILAND) CO.,LTD.では自動車生産が大幅に落ち込み、売上高は減少した。

住宅設備・冷機部品事業の売上高は前年同期比20.9%減の11.61億円、セグメント利益は0.89億円(前年同期は0.11億円の損失)となった。当事業の国内住宅設備部門は、新規着工戸数及び住宅リフォーム需要の低調な推移のなか、新型コロナウイルス感染症の影響は軽微であったが、不採算製品の整理・撤退を積極的に進めた結果、売上高は減少した。また、海外冷機部品部門は、タイのTHAI KODAMA CO.,LTDはヨーロッパ市場の輸出需要の縮小やコンビニエンスストアの不振の影響を受け、売上高は減少した。ベトナムのTHAI KODAMA(VIETNAM)CO.,LTD.ではショーケース及び業務冷蔵庫用が堅調に推移し、売上高を伸ばした。

エンターテイメント事業の売上高は前年同期比94.3%増の2.46億円、セグメント利益は同375.8%増の0.22億円となった。外出自粛等の影響がありゲームソフトパッケージの需要が大幅に増加したことにより、売上高は増加した。

未定としていた2021年3月期通期の業績予想を、同日発表した。売上高が前期比27.8%減の129.00億円、営業利益が同8.9%増の2.00億円、経常利益は0.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.50億円としている。


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