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平山ホールディングス—2020年6月期2ケタ増収・大幅な営業増益、主力のインソーシング・派遣事業が好調

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平山ホールディングス<7781>は14日、2020年6月期連結決算を発表した。売上高は前期比10.2%増の229.70億円、営業利益は同88.2%増の3.80億円、経常利益は同61.3%増の3.96億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同19.5%減の2.93億円となった。

インソーシング・派遣事業の売上高は前期比9.4%増の184.11億円、セグメント利益は同16.0%増の13.37億円となった。医療機器、素材、食品関連分野等を中心に、受注は引き続き堅調に推移した。また、大規模事業所の現場改善により効率化したことで利益改善した。多様な媒体を効率的に使用することに努めたことから順調に採用が進捗した。

技術者派遣事業の売上高は前期比14.8%増の15.01億円、セグメント利益は同244.2%増の0.71億円となった。グループシナジーの活用と教育による付加価値の提供により既存取引下にある技術社員は、大半が契約更新を果たした。一方、人材採用面では、未経験者育成プログラム及びグループ内企業の非技術系人材の技術者転換プログラムにより、定期的に技術系人材を輩出できるようになり、人員増強の手段の一つとして定着してきている。また、来年度は海外提携大学人材の入国規制が順次解消され配属が進むものと見込んでいる。

海外事業の売上高は前期比3.3%減の21.48億円、セグメント損失は0.02億円(前期は0.13億円の損失)となった。

その他事業の売上高は前期比91.9%増の9.08億円、セグメント利益は同58.2%減の0.15億円となった。現場改善コンサル事業及び海外からの研修ツアーが2020年年明けまでは好調を維持したが、2月から6月は新型コロナウイルス感染症拡大が大きく影響した。

2021年6月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比1.4%増の233.00億円、営業利益は同5.1%増の4.00億円、経常利益は同0.8%増の4.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同2.0%増の3.00億円を見込んでいる。



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