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米国景気回復の見方から高値保合い上放れ

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23561.01;+313.86
TOPIX;1637.75;+14.35

[後場の投資戦略]

 前場の日経平均は高値保合いを上放れて始まり、その後も底堅い動きとなった。ただ、ここからさらに上値を追うには、こなさなければならない課題もありそうだ。その一つに株式の需給関係が挙げられる。この秋は株式市場の需給に影響しそうなイベントが相次ぐ。ごく簡単に見ておこう。

 まず、ソフトバンクグループ<9984>によるソフトバンク<9434>株の売出し。追加売出しを含めると最大1.4兆円程度になるとされている。野村証券によると1.4兆円は民営化案件を除く売出しでは過去最大だとしていると日本経済新聞が伝えている。売り出し価格は9月14-16日の間に決定する予定だ。

 また、10月にはキオクシアホールディングス(旧東芝メモリホールディングス)の上場も控えている。日本経済新聞によると、上場に伴う2156万株の新株発行での資金調達は853億円程度にとどまる見通しだが、追加売出しを含め約7395万株の株式売出しを実施する予定だ。キオクシアHDが上場した際の時価総額は2兆1300億円になるとみられ、今年最大の新規株式公開(IPO)の案件になるという。

 民営化案件以外では過去最大となるソフトバンクの売出し、今年最大となるキオクシアHDのIPO。株式市場活性化の起爆剤となるか、株価の重い蓋となるか、そろそろ見極めなければならないかもしれない。

 さて、後場の東京市場で日経平均はもみ合いとなりそうだ。今週に入り昨日までの3日間で日経平均は350円を超す上げとなっており、目先の高値警戒感を指摘する向きも多い。一方、前場に見られたように株価が弱含む場面ではすかさず押し目買いが入る。こうした売買が交錯し、後場はやや方向感を欠く展開となる可能性が高い。
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