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NY株式:米国株は続落、ハイテクの売り続く

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米国株式相場は続落。ダウ平均は159.42ドル安の28133.31ドル、ナスダックは144.96ポイント安の11313.14ポイントで取引を終了した。

8月雇用統計が予想を上回り寄り付き直後上昇した。しかし、ペンス副大統領がパンデミック救済策の合意なくとも政府機関閉鎖は回避することで民主党と政府は合意したとすると期待感が後退し下落に転じた。さらに、ハイテク株の下げが加速すると、安値を試す展開となった。下落の行き過ぎ感を受けた押し目買いに下げ止まり、引けにかけては下げ幅を縮小する荒い展開となった。セクター別では銀行や自動車・自動車部品が上昇した一方で、ソフトウェア・サービスが下落した。

携帯端末のアップル(AAPL)や電気自動車メーカーの(TSLA)は利益確定の売りが継続し急落後、上昇に転じた。ヨガアパレル小売りのルルレモン(LULU)やネット通販ウェイフェア(W)、電子署名ドキュサイン(DOCU)はアナリストによる投資判断引き下げが嫌気され下落。モデルナ(MRNA)は同社開発ワクチンの第3段階治験で対象者の人種を均衡させるためペースを遅らせると発表し下落した。

連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長はNPRとのインタビューで8月雇用統計は良い結果だったとの見方を示すと同時に、経済活動を支援するために長期にわたる低金利が必要と考えていると強調した。

(Horiko Capital Management LLC)


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