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英ポンド週間見通し:弱含みか、ブレグジットの不透明感や英中銀のハト派姿勢に警戒

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■やや強含み、米国金利の先高観後退でポンド買い継続

今週のポンド・円はやや強含み。ブレグジット後の欧州連合(EU)との通商関係は不透明であるものの、米国金利の先高観は後退していることや欧米株高を意識してポンド・円は一時、142円72銭まで上昇した。9月3日の米国株式は大幅安となったことから、ポンド売り・円買いが活発となり、対円レートの上げ幅は縮小したものの、ポンド・円は140円台を維持した。取引レンジ:140円12銭−142円72銭。

■弱含みか、ブレグジットの不透明感や英中銀のハト派姿勢に警戒

来週のポンド・円は弱含みか。ブレグジット後の欧州連合(EU)との通商関係に不透明感が広がり、ポンド売りに振れやすい展開となりそうだ。また、英中銀当局者の発言から一段の緩和的な金融政策に思惑が広がっていることも、ポンド売りを支援しよう。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・11日:7月鉱工業生産(6月:前月比+9.3%)
・11日:7月商品貿易収支(6月:-51.16億ポンド)

予想レンジ:139円00銭−142円00銭


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