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日経平均は120円安でスタート、ソフトバンクGやKDDIが軟調

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23438.83;-120.47
TOPIX;1643.68;-7.42


[寄り付き概況]

 15日の日経平均は120.47円安の23438.83円と4日ぶり反落して取引を開始した。前日14日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は327.69ドル高の27993.33ドル、ナスダックは203.11ポイント高の11056.65ポイントで取引を終了した。英国の製薬会社アストラゼネカが一時中断していた新型コロナウイルスのワクチン最終治験を再開したことが好感され、上昇して寄り付いた。先週大きく売られた主要ハイテク株にも買い戻しが広がり、終日堅調推移となった。

 米国株高を受けた今日の東京株式市場だが、寄り付き段階では売りが先行した。昨日までの3営業日で日経平均が500円を超す上げとなった後ということもあり、利益確定売りが出やすかった。また、外為市場で1ドル=105円70銭前後と昨日午後の円の高値からさらに30銭ほど円高・ドル安方向に振れていることも買い手控え要因となった。一方、日本でもワクチン開発に関する前向きなニュースが好感され、また、次期政権の政策への期待や9月末の配当取りに向けた買いも指摘されたが、寄り付き段階では売りが優勢だった。なお、今日は午前11時に8月の中国工業生産高、8月の中国小売売上高、1-8月の中国固定資産投資が発表される。

 セクター別では、陸運業、空運業、鉱業、鉄鋼、不動産業などが値下がり率上位、その他金融業、輸送用機器が値上がりしている。東証1部の売買代金上位では、アサヒ<2502>、ソフトバンクG<9984>、NTT<9432>、KDDI<9433>、JR東<9020>、OLC<4661>、日本航空<9201>、キヤノン<7751>、パナソニック<6752>、日産自<7201>などが下落。他方、東エレク<8035>、トヨタ<7203>、ソニー<6758>、楽天<4755>、ダイキン<6367>、レーザーテック<6920>、アンリツ<6754>、イビデン<4062>などが上昇している。
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