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9月16日のNY為替概況

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 16日のニューヨーク外為市場でドル・円は104円81銭まで下落後、105円15銭まで反発して引けた。

予想を下回つた米8月小売売上高でドル売りが優勢となった。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り大規模緩和策を据え置き、スタッフ予測でも市場予想よりも長い2023年末までゼロ金利を予想していることが明らかになるとドル売りがさらに強まったが、その後、パウエル議長が「資産購入規模は適切」と「現行のガイダンスは極めて強力」との考えを示したため追加緩和への期待を受けたドル売りが後退。

  

ユーロ・ドルは、1.1876ドルから1.1788ドルまで下落して引けた。
ユーロ・ポンド絡みのユーロ売りやFOMC後の利回り上昇に伴うドル買いが優勢となった。

  

ユーロ・円は、124円80銭から123円85銭まで下落。

  

ポンド・ドルは、1.3007ドルまで上昇後、1.2940ドルまで下落した。国内市場法案を巡り英国政府は謀反を回避すべく与党議員と合意したと報じられたことが好感されポンド買いが一時優勢となった。

  

ドル・スイスは0.9055フランから0.9111フランまで上昇した。

  

[経済指標]

・米・9月NAHB住宅市場指数:83(予想:78、8月:78)
・米・7月企業在庫:前月比+0.1%(予想:+0.1%、6月:-1.1%)
・米・8月小売売上高:前月比+0.6%(予想:+1.0%、7月:+0.9 %←+1.2%)
・米・8月小売売上高(自動車除く):前月比+0.7%(予想:+1.0%、7月:+1.3%←+1.9%)


 


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