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米国株見通し:自律反発か、週末の調整売りに警戒も

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(15時30分現在)
S&P500先物      3,352.12(+1.12)
ナスダック100先物  11,125.25(+50.00)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は30ドル安。NY原油先物(WTI)は高値圏で推移し、今晩の米株式市場は買いが先行しそうだ。


17日の取引で主要3指数は軟調。ダウは130ドル安の27901ドルで取引を終えた。連邦準備制度理事会(FRB)は実質ゼロ金利政策を2023年いっぱいまで継続する見通しだが、追加緩和への期待が後退し売りに押される展開に。特にハイテク株の売りが目立ち、ナスダックは前日比1%超も値を下げた。この日発表された経済指標ではフィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想通りとなったが、新規失業保険申請件数は想定ほど改善せず、早期回復期待の観測は後退。


本日は自律回復が見込まれる。トランプ大統領はウィスコンシン州での集会で、新たに130億ドル規模の農業補助金を支給する方針で、市場心理を改善させる要因となろう。また、FRBによる緩和政策の長期化への思惑は、引き続き買いを後押し。原油価格の持ち直しで、エネルギー関連セクターの上昇も期待される。個別銘柄では、新商品発表を受け材料出尽くしのアップルの値動きが注目される。ただ、追加経済対策の与野党合意に進展はみられず、週末の調整売りにつながる可能性もあろう。



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