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NY為替:米中関係の悪化を懸念してリスクオフ

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18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、104円29銭まで下落した後、104円64銭まで上昇して104円57銭で引けた。
商務省がティックトックとウィーチャットの米国内でのダウンロードを20日から禁止し、米国での事業売却がまとまらない場合、11月12日に営業停止となると発表したことから、米中関係の悪化懸念で景気見通しが悪化したほか、米連邦準備制度理事会(FRB)が長期にわたり低金利を維持するとの見通しを受けたドル売りが根強く、ドルの上値を抑制した。ただ、この日発表された米9月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が市場予想を上回ったため、ドル買いが再燃した。

ユーロ・ドルは、1.1826ドルまで下落後、1.1870ドルまで上昇して1.1843ドルで引けた。ユーロ・ポンド絡みのユーロ買いが優勢となった。ユーロ・円は、123円44銭から124円01銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.2981ドルから1.2915ドルまで下落した。ジョンソン首相がウイルス感染増加で経済を再び閉鎖する可能性を警告したほか、英国中央銀行が英国と欧州連合(EU)との通商交渉が決裂するリスクなど見通しの異例な不透明性を警告し、マイナス金利導入の可能性などを示唆したことから、ポンド売りが継続した。ドル・スイスは0.9089フランまで下落後、0.9116フランまで上昇した。

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