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米国株見通し:下げ渋りか、ハイテク株の買戻しに期待

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(15時30分現在)
S&P500先物      3,264.00(-11.10)
ナスダック100先物  10,930.25(-58.75)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は90ドル安。NY原油先物(WTI)も弱含み、今晩の米株式市場は売りが先行しそうだ。


21日の取引で主要3指数は続落。ダウは509ドル安の27147ドルで取引を終えたが、下げ幅は一時900ドルを超える場面もあった。この日は欧州での新型コロナウイルスの感染再拡大のほか大手金融機関の資金洗浄(マネーロンダリング)疑惑の報道など複数のリスク要因が嫌気され、ほぼ全面安の展開に。また、連邦最高裁のルース・ギンズバーグ判事の死去で後任候補の選定に思惑が広がり、一段の売りを誘う材料となった。


今晩も株安は継続の見通し。最高裁判事の後任人事は大統領選の結果を左右する可能性があるほか、トランプ政権の追加経済対策の与野党協議の行方にも影響するため、引き続き売りを主導しそうだ。また、コロナまん延は早期回復シナリオを後退させ、消費関連などへの売りが見込まれる。半面パウエル連邦準備制度理事会(FRB)は議会での答弁で改めてハト派寄りの政策方針を示すとみられ、割安感の生じたハイテク株には買戻しが入りやすい。



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