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マザーズ先物見通し:反落、政策期待への思惑が下支え

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本日のマザーズ先物は反落が予想される。22日の米国市場はダウ平均は140.48ドル高の27288.18ドル、ナスダックは184.84ポイント高の10963.64ポイントで取引を終了した。9月リッチモンド連銀製造業指数が予想外に上昇、8月中古住宅販売件数も14年ぶり高水準に達し良好な経済指標を好感し、上昇して寄り付いた。欧州で広がっている新型コロナウイルス第2波への懸念が広がったものの、パウエルFRB議長やムニューシン財務長官が下院の証言で依然追加経済救済策が必要であると主張すると、引けにかけて上げ幅を拡大する展開となった。ハイテク通信株の比率が高いナスダックは上昇。本日のマザーズ先物は、22日の米国市場が反発したものの、先週末のナイトセッションや21日の米国市場が大幅安したことから、個人投資家のリスクセンチメントが低下し反落でのスタートが予想される。国内では衆院の解散風が強まっていることで、菅首相が推進している政府のデジタル化に関して具体的な材料が出ることが見込まれている。このことから、時価総額上位のAI inside<4488>、フリー<4478>などデジタル化、在宅ワーク関連銘柄に注目が集まり相場を下支えすることを期待したい。また、時価総額上位の弁護士ドットコム<6027>の元榮会長が財務大臣政務官に任命され同社を辞任することはデジタル化推進へ思惑を呼びそうだ。本日の上値のメドは1142.0pt、下値のメドは1095.0ptとする。
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