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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日続落、世界的な株安の流れを受け

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【ブラジル】ボベスパ指数 97293.54 +0.31%
22日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比302.82ポイント高(+0.31%)の97293.54で取引を終了した。96390.3から97684.2まで上昇した。

前日の終値近辺でもみ合った後は終盤プラス圏を回復した。連日の下落で値ごろ感が強まったほか、米株高などが好感された。また、原油価格の上昇も支援材料。一方、指数の上値は重い。国内における新型コロナウイルス感染状況が改善されていないことなどが引き続き指数の足かせとなった。

【ロシア】MICEX指数 2884.66 +0.73%
22日のロシア株式市場は5日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比20.99ポイント高(+0.73%)の2884.66で取引を終了した。2868.38から2907.98まで上昇した。

終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや縮小させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、海外市場が持ち直していることも買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。米中対立の激化懸念が引き続き警戒された。

【インド】SENSEX指数 37734.08 -0.79%
22日のインドSENSEX指数は4日続落。前日比300.06ポイント安(-0.79%)の37734.08、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同96.90ポイント安(-0.86%)の11153.65で取引を終えた。

終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を再び拡大させた。世界的な株安の流れを受け、インド市場にもリスク回避の売りが広がった。また、国内の新型コロナウイルス感染の急増や多くの地域で依然として病床数が不足しているとの報告も引き続き警戒された。

【中国本土】上海指数総合 3274.30 -1.29%
22日の上海指数総合は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比42.63ポイント安(-1.29%)の3274.30ポイントと続落した。

投資家のリスク回避スタンスが強まる流れ。中国のショート動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業を巡り、米中対立の不安が強まったことがマイナスだ。TikTokを運営する北京字節跳動科技(バイトダンス)と米オラクルが合意した提携案について、中国共産党系メディア「環球時報」の編集長、胡錫進氏は21日、自身のSNS上に「中国当局は合意案を承認しないだろう」と投稿。トランプ米大統領も同日、提携案に対する暫定承認を撤回する可能性を示唆している。

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