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日経平均は114円安でスタート、武田薬や日産自が軟調

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23245.89;-114.41
TOPIX;1638.82;-7.60


[寄り付き概況]

 23日の日経平均は114.41円安の23245.89円と反落して取引を開始した。前日22日の米国株式相場は反発。ダウ平均は140.48ドル高の27288.18ドル、ナスダックは184.84ポイント高の10963.64ポイントで取引を終了した。9月リッチモンド連銀製造業指数が予想外に上昇、8月中古住宅販売件数も14年ぶり高水準に達し良好な経済指標を好感し、上昇して寄り付いた。欧州で広がっている新型コロナウイルス第2波への懸念が広がったものの、パウエルFRB議長やムニューシン財務長官が下院の証言で依然追加経済救済策が必要であると主張すると、引けにかけて上げ幅を拡大する展開となった。

 米国株式相場を受けた今日の東京株式市場は売り先行で始まった。ダウ平均は4連休前の9月17日と比べると600ドルを超す下落となっており、東京市場もこの流れを引き継いだ。欧州などでの新型コロナ感染拡大が悪材料視され、また、日本でも連休中の人の移動が活発だったことから感染拡大を懸念する声も聞かれた。ただ、ナスダックは4連休前の9月17日と比べると上昇しており、また、20日に一時1ドル=104円近辺まで円高・ドル安が進んだが、今朝は105円近辺と円高・ドル安に歯止めがかかっていることなどが一定の安心感となったが、寄り付き段階では売りが優勢となった。

 セクター別では、鉱業、鉄鋼、保険業、不動産業、繊維製品などが値下がり率上位、小売業、陸運業、サービス業、その他製品、海運業などが値上がりしている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、三井住友<8316>、キーエンス<6861>、NTT<9432>、武田薬<4502>、日産自<7201>、ホンダ<7267>、キヤノン<7751>、ファナック<6954>、日本航空<9201>などが下落。他方、シマノ<7309>、チェンジ<3962>、日本電産<6594>、富士フイルム<4901>、花王<4452>、ニトリHD<9843>、NEC<6701>、富士通<6702>などが上昇している。
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