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米国株見通し:まちまちか、ハイテク株買い継続なら上昇も

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(15時30分現在)
S&P500先物      3,304.12(+4.82)
ナスダック100先物  11,130.00(-19.50)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物は小幅高、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は130ドル高。NY原油先物(WTI)は弱含み、今晩の米株式市場は高安まちまちとなりそうだ。


22日の取引で主要3指数は反発。ダウは軟調地合いに振れる場面もあったが、前日の大幅安の反動から140ドル高の27288ドルで取引を終えた。新型コロナウイルスの感染再拡大が警戒されるなか、業績への影響が限定的とみられるハイテクに注目が集まり相場をけん引。2021会計年度の暫定予算案に関する与野党合意も買いを後押しした。ただ、大手金融機関の資金洗浄(マネーロンダリング)疑惑で金融株が売られ、指数の上昇を抑えた。


本日は方向感に欠ける展開となりそうだ。連邦準備制度理事会(FRB)当局者の緩和的な金融政策への言及で、買いが入りやすい地合いは続くだろう。ただ、コロナ第2波は米国内でも深刻化し早期回復シナリオへの期待は後退。ハイテク株買いは指数の押し上げに寄与するものの、金融やエネルギー関連は引き続き買いづらい。一方、今晩発表のPMIは製造業が前回を上回ると予想されるが、サービス業は鈍化が見込まれ、買いを抑制する要因となりそうだ。


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