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後場の日経平均は167円安でスタート、任天堂や富士フイルムなどが安い

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23179.43;-167.06
TOPIX;1634.05;-10.20

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比167.06円安の23179.43円と前引から若干下げ幅を拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は横ばいで推移。アジア市場はほぼ全面安。為替は1ドル=105円40銭近辺と朝方より若干円安で推移。午前の日経平均は米国市場が軟調に推移したことでリスクセンチメントが低下し、昨日に引き続き景気敏感株の一角が売られ続落でスタートした。寄り付き後は指数に寄与度が高いソフトバンクG<9984>やファーストリテイリング<9983>などが値を戻したことで下げ止まりし、日経平均は若干下げ幅を縮小して午前の取引を終了した。なお、午前のTOPIXの下落率は0.53%安と節目の0.5%を割り込んでおり、後場の日銀のETF買いの思惑は高まっているようだ。後場の日経平均は、前引けより若干下げ幅を拡大してスタートし、その後はもみ合いで推移している。

 セクター別では、鉄鋼、非鉄金属、ゴム製品、輸送用機器などが下落率上位となっており、一方、精密機器のみが上昇している。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG、任天堂<7974>、トヨタ<7203>、富士フイルム<4901>、ホンダ<7267>が安く、チェンジ<3962>、東京エレクトロン<8035>、キーエンス<6861>、NEC<6701>、武田薬<4502>が高い。
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