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マザーズ指数は続落、ヘッドウォーター初値11.9倍、IPO好調続く

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システム障害解消により取引再開された本日のマザーズ市場では、前日の米国株がハイテク関連主導で上昇したことなどを受けて買いが先行した。マザーズ指数は朝方、取引時間中の年初来高値(1253.75pt)を付けた。その後も週末ながら堅調に推移していたが、トランプ米大統領が新型コロナウイルスに感染したことが明らかになると、リスク回避目的の売りが広がった。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で2588.56億円。
個別では、時価総額上位のラクス<3923>や弁護士コム<6027>が下落。売買代金上位では直近IPO(新規株式公開)銘柄のトヨクモ<4058>、このところ強い値動きだったギフティ<4449>やログリー<6579>に利益確定の売りが出た。また、アーキテクツSJ<6085>が下落率トップとなり、フィードフォース<7068>はストップ安を付けた。一方、時価総額トップのメルカリ<4385>、売買代金上位のBASE<4477>やrakumo<4060>は堅調。新型コロナワクチンの開発に着手したOTS<4564>が商いを伴って急伸し、ミンカブ<4436>は大幅続伸。また、前期業績を上方修正したバリュエンス<9270>などはストップ高を付けた。
なお、上場3日目のヘッドウォーター<4011>が公開価格の11.9倍という初値を付け、現行制度下で最高の初値上昇率を記録した。また、上場2日目のアクシス<4012>は公開価格の約5.3倍となる初値を付け、IPO銘柄の好スタートが相次いだ。本日マザーズに新規上場したタスキ<2987>は買い気配のまま初値が付かなかった。
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