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マザーズ指数は反落、達成感などから売り優勢も循環物色継続、農総研ストップ高

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本日のマザーズ市場では、利益確定売り優勢の展開となった。前日にマザーズ指数が2018年1月の直近高値(1367.86pt、取引時間中)を上回り、06年以来およそ14年ぶりの高値を付けたため、短期的な達成感や高値警戒感が広がった。ただ、個別材料や政策の追い風期待を手掛かりとした循環物色は続き、大きく値を飛ばす銘柄も少なくなかった。なお、マザーズ指数は反落、売買代金は概算で2850.08億円。騰落数は、値上がり48銘柄、値下がり274銘柄、変わらず7銘柄となった。
個別では、時価総額トップのメルカリ<4385>などが軟調だったが、フリー<4478>や弁護士コム<6027>は小幅な下げにとどまった。政府のデジタル化推進による恩恵への期待が下支えとなったようだ。売買代金上位ではロコンド<3558>が好決算ながら材料出尽くし感から大きく下落。アンジェス<4563>も一部報道を受けて売りがかさんだ。また、業績下方修正の247<7074>が下落率トップとなった。一方、時価総額上位ではラクス<3923>が逆行高となり、上場来高値を更新。利益確定売りに押される場面もあったが、業績上方修正を好感した買いが優勢となった。株式分割実施を発表したGA TECH<3491>は急伸。GMO−FG<4051>が売買代金トップで17%近く上昇するなど、GMO<9449>グループ各社は連日で賑わった。また、JR東<9020>などとの資本業務提携を発表した農業総合研究所<3541>はストップ高を付けた。
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