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エコモット—20年8月期は売上高が28.59億円、コンストラクションソリューションで顧客基盤の拡大が堅調に推移

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エコモット<3987>は15日、2020年8月期連結決算を発表した。売上高は28.59億円、営業損失は3.39億円、経常損失は3.31億円、親会社株主に帰属する当期純損失は3.93億円となった。2020年8月期第2四半期連結会計期間より連結財務諸表を作成しているため、2019年3月期の対前期増減率については記載していない。

インテグレーションソリューションの売上高は3.74億円となった。IoTプラットフォーム「FASTIO」を利用したソリューション提供によるイニシャル売上及び通信利用料やアプリケーション利用料等から構成されるストック売上の積み増しが寄与している。

コンストラクションソリューションの売上高は14.11億円となった。営業人員強化や東海エリアへの営業所設置による活動エリア拡充が、土木関連市場の情報化施工案件の獲得、防災対策のIoT化といったニーズへの対応につながり、顧客基盤の拡大は堅調に推移している。また、ソフトウエア開発を含むカスタマイズ案件が多く納品となった。

モニタリングソリューションの売上高は4.76億円となった。遠隔監視サービスは解約者が少なく、年々利用者数を増やしていることから、遠隔監視サービス提供料が増加した。また、3G端末からLTE端末へのリプレイス案件も多くフロー売上拡大に寄与した。なお、第3四半期連結会計期間よりストークの損益計算書を連結している。

GPSソリューションの売上高は5.96億円となった。累計契約数は拡大しており、ストック売上の積み上げが続いている。一方で、新型コロナウイルス感染症による活動自粛も影響し、新端末リリース後の受注獲得に向けた営業活動の立ち上がりが遅れ、フロー売上は伸び悩んだ。

2021年8月期通期の連結業績予想については、売上高は26.50億円、営業利益は1.85億円、経常利益は1.84億円、親会社株主に帰属する当期純利益は1.26億円を見込んでいる。なお、2020年8月期第2四半期連結会計期間より連結財務諸表を作成しているため、対前期増減率については記載していない。


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