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米国株見通し:続伸か、追加対策の合意期待で買い継続

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(15時30分現在)
S&P500先物      3,453.38(+21.18)
ナスダック100先物  11,723.12(+62.37)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は100ドル高。NY原油先物(WTI)は高値圏を維持し、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。


20日の取引で主要3指数は反発。ダウは113ドル高の28308ドルで取引を終えた。民主党のペロシ下院議長は追加経済対策の与野党協議が進展しているとの認識を示し、11月3日の大統領選までの成立に期待感が高まった。また、新型コロナウイルスのワクチン開発の年内の実用化も見込まれ、買いを後押し。この日発表された住宅関連指標は堅調な内容が目立ち、関連セクターを中心に買いを誘発。消費の回復も好感され、景気敏感株に買いが波及した。


本日は上昇基調を維持しそうだ。追加対策の早期実施への観測から、買いが入りやすい。今晩発表のベージュブックで回復が示されれば、支援材料となる見通し。大統領選に向けた足元の世論調査でバイデン候補がトランプ大統領へのリードを広げ、政策として掲げる増税・大型投資への思惑は株価の押し上げ要因に。ただ、22日に行われる候補者討論会を控え、売り買いは慎重になろう。個別銘柄では、今晩決算発表のテスラやノーザン・トラストなどが注目される。




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