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米国株見通し:弱含みか、追加対策の早期実施期待は後退

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(16時30分現在)
S&P500先物      3,428.62(-23.13)
ナスダック100先物  11,607.50(-56.00)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は200ドル安。NY原油先物(WTI)も弱含み、今晩の米株式市場は売り先行となりそうだ。


23日の取引で主要3指数はまちまち。S&Pとナスダックは前日終値を上回ったが、ダウは28ドル安の28335ドルで取引を終えた。新型コロナウイルスのワクチン開発に期待が高まった半面、追加経済対策をめぐる与野党協議で進展がみられず、早期実施への観測が遠のき売りを強める場面もあった。なお、共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領による候補者討論会の相場への影響は限定的。バイデン氏のリードは変わらず、大幅株安は回避された。


本日は弱含みの見通し。引き続き追加対策への与野党協議が注視されるが、早期実施は困難との見方から買いは入りづらい。また、スペインやイタリアなど欧州でのコロナまん延が深刻化し、米国経済への影響を懸念した売りも見込まれる。一方、今週は決算発表のピークを迎える。ファイザー(27日)やギリアド・サイエンシズ(28日)などの製薬メーカーのほか、ツイッターやアマゾン、アップル、アルファベット(29日)など注目企業の好業績が期待され、売りを抑える要因となろう。


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