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ティア—20年9月期減収も、次期の業績予想は増収増益を見込む

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ティア<2485>は11日、2020年9月期連結決算を発表した。売上高が前期比6.7%減の119.19億円、営業利益が同48.5%減の5.95億円、経常利益が同49.0%減の5.87億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同56.3%減の3.45億円となった。

新規出店の状況については、直営は名古屋市内に「ティア幸心」「ティア柴田」、愛知県下に「ティア岡崎上地」「ティア清須古城」「ティア弥富東」を開設し、葬儀相談サロンとして東京都内に「ティア押上」を開設した。フランチャイズでは、愛知県下に「ティア安城桜井」「ティア三郷」「ティア東海中央」「ティア一宮中央」、大阪府下に「ティア堺伏尾」を開設し、これにより直営74店舗、フランチャイズ53店舗の合計127店舗となった。既存会館においては、葬儀ニーズの多様化へ対応するために「ティア相生山」の改修工事を実施した。

葬祭事業の売上高は前期比6.9%減の115.35億円、営業利益は同29.3%減の15.26億円となった。当年度においては、上半期は「ティアの会」会員数の拡大を図るべく、各種会館イベントや提携団体・企業向けの営業等を積極的に取り組んだが、第3四半期以降は新型コロナウイルス感染症の影響により、営業活動が制限されることとなった。葬儀件数においては、既存店の件数が減少したが、新たに開設した会館の稼働により、前期比3.9%増の11,353件となった。葬儀単価においては、新型コロナウイルス感染症の影響により葬祭規模が縮小したのに加え、法要料理の販売が減少し、前期比9.5%減となった。

フランチャイズ事業の売上高は前期比2.8%減の3.85億円、営業利益は同14.8%増の0.75億円となった。当年度においては、新たに開設したFC会館の加盟料売上を計上する一方、FC会館のロイヤリティ及び物品売上が減少した。

2021年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.0%増の124.00億円、営業利益が同22.6%増の7.30億円、経常利益が同20.9%増の7.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同30.2%増の4.50億円を見込んでいる。



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