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豪ドル週間見通し:底堅い展開か、豪ドル売り圧力は高まりにくい

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■弱含み、ワクチン期待も感染増懸念の売り勝る

今週の豪ドル・円は弱含み。豪州が加盟する東アジア地域包括的経済連携(RCEP)協定への署名や、米モデルナ社の新型コロナウイルスワクチンで高い有効性が確認されたとの暫定分析結果発表を好感し、豪ドル買い・円売りが先行した。しかし、欧米での感染増加による行動制限拡大が懸念され、株価反落にともない豪ドル売り・円買いが強まった。取引レンジ:75円41銭-76円77銭。

■底堅い展開か、豪ドル売り圧力は高まりにくい

来週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)が公表した11月理事会議事要旨では、政策の追加措置として債券買い入れに焦点を当て、「さらなる利下げ(マイナス金利)は合理的でない」と言明しており、緩和観測による豪ドル売り圧力は高まりにくいとみられる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・24日:デベル豪準備銀行副総裁オンライン講演

予想レンジ:74円80銭-76円80銭


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