2日のニューヨーク外為市場でドル・円は104円67銭から104円42銭まで下落して引けた。
米11月ADP雇用統計が10月から増加予想に反して減少したことや、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で成長ペースの鈍化が示唆されたためドル売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは1.2060ドルから1.2108ドルまで上昇して引けた。
ユーロ・円は126円07銭から126円55銭まで上昇。米国の追加経済対策を巡り共和党と民主党が合意に向けた譲歩の姿勢を見せたため期待感が強まり、リスク選好の円売りが優勢となった。
ポンド・ドルは1.3288ドルまで下落後、1.3370ドルまで上昇した。
英国政府が欧州連合(EU)や米国に先駆けワクチンを承認、回復期待を受けたポンド買いが下支えとなった。
ドル・スイスは0.8978フランから0.8944フランまで下落した。
[経済指標]
・米・11月ADP雇用統計:+30.7万人(予想:+44.0万人、10月:+40.4万人←+36.5万人)
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