海外でも「キラキラネーム」。英米で実際に付けられた子供の名前

2016.09.26
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みなさんは、自分の子どもの名前をどうやって付けましたか? 響きや漢字の持つ意味、同性の兄弟であれば何かしらの繋がりを持たせたり、画数を気にしたり、試行錯誤したのではないでしょうか。近年日本でも、子どもに対して定番の名前よりも、他人と被らないような個性的な名前を付ける傾向が強まっているように感じますが、なかでも話題なのが「キラキラネーム」。海外でも広まっているというこの名前、一体どのようなものなのでしょうか。

イギリス人が子どもにつけた名前を後悔する理由

イギリスの子育てネットワーキングサイト「Mumsnet」が子どもをもつ1000人を対象にした調査によると、彼らのうち18%、つまり約5人に1人が子どもにつけた名前を後悔しているが、実際に改名したのはほんの2%にとどまったそうです。

後悔の理由として最も多かったのは、「ありがちすぎる」というもの (25%) 。

やはり自分の子どもには特別な名前を付けたかったのでしょう。

また、「どうもしっくりこない」(25%)、「もともと好きな名前ではなかった。押し切られた」 (20%) などの理由のほかにも、名前のつづり方や発音の仕方が子どもに負担になる (11%) という理由もあったそうです。

何だかこういった親の本音を聞くと、一方的に名前を付けられた子どもが可哀想ですよね。

Mumsnet」の創設者ジャスティーン・ロバーツさんは、「子どもの名前を決めるのは、初めての親としての作業のひとつ。頑張って試行錯誤して決めたとしても、結局うまくいかないケースもある。けれどほとんどの子どもは、大きくなるにつれてその名前がしっくりくるようになるし、そうでなければ法的に改名することもできる」と割と楽観的に捉えているようです。

けれど、母親のなかには、「息子が自分の名前が大嫌いで、選んだ私を責める」との回答もあったらしく、もしロバーツさんの意見が本当だとすれば、ある程度長い目で見る努力をしないと、良い親子関係を築くのは難しそうですよね。

海外でも流行、「キラキラネーム」の実態

いろいろと試行錯誤した結果、子どもに付けた名前を後悔している親もいれば、名前の持つ意味をさほど深く考えないまま、子どもに奇抜な名前をつける親もいます。

最近日本ではキラキラネーム」(珍しい、奇抜な名前)が流行っていますが、海外でも「Unusual Name(変わった名前)」と呼ばれ、流行しているんだとか。

一体どんな名前があるのでしょうか?

イギリスやアメリカなどの海外のキラキラネームの一例がこちらです。(以下順不同)

Jo King(=Joking ジョーク)

Barry Cade(=Barricade バリケード)

Carrie Oakey(=Karaoke カラオケ)

Tim Burr(=Timber 材木)

Mary Christmas(メリークリスマス)

Hazel Nutt(=Hazelnut ヘーゼルナッツ)

Sue Shi(=Sushi 寿司)

Stu Pitt(=stupid 馬鹿)

Minnie Skurt(=mini skirt ミニスカート)

Hammond Eggs(=ham and eggs ハムと卵)

Eve Hill(=evil 邪悪な)

Ben Crobbery(=bank robbery 銀行泥棒)

Al Kaholic(=alcoholic アルコール中毒)

Alabama(米国の州の名前 アラバマ)

Bentlee(=Bentley 高級車 ベントレー)

Diem(日割り)

Frooti(ジュースのブランド名)

Jazz(ジャズ)

Armani(アルマーニ)

Brix(糖度) 

Oden(おでん)

Rusty(サビた)

Scout(スカウト)

West(西)

Quest(冒険、探検)

Kirk(教会)

Storm(嵐)

September(9月)

Story(物語、ストーリー)

Sunshine(日差し、日光)

Sailor(水平)

Moxie(元気、勇気)

Neveah(ニベア)

Harmonee(=harmony ハーモニー、調和)

Heavenly(天空の)

Honey(蜂蜜、ハニー、愛しい人)

Kizzy(アラブ語でハーブの木)

Madonna(マドンナ)

2010年に上記の名前を「英米で最も不幸な名前」としてイギリスで調査を行った情報サイト「TheBabyWebsite.com」のスポークスマンによると、「これらの名前を子どもに付けるとき、それが持つ意味をまったく理解していない」そうです。

「彼らの名前は、一生彼らと共にあるもので、たとえ彼らが赤ん坊の時にはその奇抜さを楽しめたとしても、その名前とともに成長した彼らが背負う悲惨さも考えた上で名付けてほしい」と同氏は言います。

 

海外のキラキラネームを見てみると、商品のブランド名から、日本発祥のもの(寿司やおでんなど)まで、様々な名前がずらりと並んでいますね。

みなさんはこのキラキラネーム、どう思いますか?

 

image by: Shutterstock

Source by: BBCBaby Centerlivedoor newsThe TelegraphMumsnetTheBabyWebsite.com, CNN

文/貞賀 三奈美

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