コンビニから消える「日本人アルバイト」。外国人40%の地域も

 

また、外国人アルバイトを雇用し戦力化するためには、トレーニングが特に重要となってきます。マニュアルとシステム化が進んでいるコンビニですが、外国人スタッフを接客ができるレベルにまでトレーニングするには、OJTを含めた店舗での教育が必要です。

外国人アルバイトに関してよく発生しているクレーム「接客態度が良くない」というものがあります。これは日本語力の低さが原因となっているものもありますが、「お客さんの目を見て挨拶ができていない」「お金の受け渡しが丁寧にできない」といった、接客のポイントをよく理解できていないが故に発生するものも多いのです。

現場でも試行錯誤が続いており、例えば外国人アルバイトのトレーナーとして、同じ国籍を持つ先輩外国人アルバイトを指名するケースも。コンビニで決まっているマニュアルやトレーニング方法を、同郷の先輩アルバイトが実践して(OJT形式)で教えることで、「なぜ、こうなっているのか?」「こんなとき、どうやるのか?」といった理由を、日本人が教えるより比較的容易に説明でき、納得させることができます。

求人倍率の上昇や時給の高騰、それに少子高齢化の問題も重なって、今後もアルバイト不足の状態は続いていくものとみられます。コンビニの店舗数が右肩上がりで増え続けている今の状況下において、外国人アルバイトの採用強化は、安定したコンビニ経営のために不可欠な施策なのです。

image by: Flickr

日比谷 新太(コンビニ業界ジャーナリスト)

文/日比谷 新太(ひびや・あらた)
日本のコンビニエンスストア事情に詳しいライター。お仕事の依頼はコチラ→のメールまで: u2_gnr_1025@yahoo.co.jp

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