モデルもユーチューバーも…半数が絶滅?「絶滅危惧職種図鑑」

2018.10.14
by ニシム(MAG2 NEWS編集部)
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「AIの台頭」「個人間の繋がり変化」「ネット販売の普及」など、時代激しく動くなか、日本の労働人口の約49%が人工知能やロボットに近い将来職を奪われるといわれています。そんな世の中の不安への回答とも言えるような本が出版されました。株式会社あさ出版が2018年10月15日(月)に刊行する、七里信一著『絶滅危惧職種図鑑』です。

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絶滅する理由さえわかれば、あなたはずっと稼ぎ続けられる!?

本書では、実際にどんな職種が危ないのか?またどんな職種が生き残るのか?10代から40種以上の職種を渡り歩き、成功をつかんだ著者が実体験を交えながら実例と今後の予測を紹介していきます。全65職種を見開き完結のイラスト入りで紹介していきます。
さて、どんな職種が近い将来市場からその姿を消してしまうのでしょうか!?

【書籍概要】

書籍名 『絶滅危惧職種図鑑

【目次】
プロローグ これからの時代を生き抜くために
第1章 生活を支える仕事
第2章 専門的な仕事
第3章 店舗で働く仕事
第4章 娯楽・メディアに関わる仕事
第5章 公的な仕事
第6章 アングラな仕事

将来存続が危ぶまれる職種(本書より一部要約抜粋)

【弁護士】民事裁判はAIが弁護するようになる

アメリカで生まれた世界初のAI弁護士「Ross」は、質問に対して過去の膨大な法律の資料の中から回答を見つけ出して、弁護士が判例などを調べる時間を短縮できるようになったそうです。現在は弁護士をアシストする程度の精度しかありませんが、今後はAI弁護士同士が裁判を行うことも考えられます。ただし、過去の判例から外れる事件は、AIではしばらく対処できないといわれています。新しい法律、画期的な判決を求める案件の弁護士は、一定数残る可能性は高いといえます。

【スポーツ審判】カメラやセンサーの進化に人間は勝てない

テニスの世界では、ホークアイという10台以上の複数のカメラからボールの最も妥当な軌道を機械が判断し、軌道を3Dグラフィックによって再現することで、審判の判定を助けるシステムが使われ始めています。アメリカでは、野球の独立リーグで試験的に機械の審判の導入が行われました。また体操場合、体操選手の動きは人間の目で捉えられる限界を超えており、より正確な判定を下すため、センサーで身体の動きを探知し、点数をつける機械が開発されています。いづれ機械の進化により、人間の審判が必要なくなる日も近いでしょう。

【モデル】人間のモデルを使うことが恥ずかしい時代に

フランスでは、2017年の法改正により、痩せすぎ、健康でない人は、モデルになれないように規制されました。CGであれば、もちろん健康問題など関係ありません。今後はCG技術の発達により、CGキャラクターをモデルとするのが当たり前の時代がきます。すでに、ルイ・ヴィトンがゲームの女性キャラクターをモデルとして採用しているという実績もあります。また今後はCG技術とVRを使用し、人数制限を設ける必要なく、全ての人がファッションショーを楽しめる時代になります。

他にも、宇宙飛行士国会議員自動車整備士気象予報士工事現場監督銀行窓口アパレル店員イラストレーターユーチューバー演歌歌手など全65職種を紹介しています。

情報:ドリームニュース

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